カンジテル?
今日、簡単なお話をNGOの方としてきました。キャンペーンの話、方法論や現状など色々説明していただきました。やはり問題になるのは、この問題を、いかに「わたし」の問題として捉えてもらうかということ。
どうしても実感のわかない様々な世界の諸問題。そりゃわきませんよね。相当な不感症。思いをはせるにしてもどうしても見当違いな感じになってしまいます。
どうしてそんなことが分かるって?
例えばみなさんの持つアフリカのイメージ。まぁ、いろいろあると思います。貧しい、大自然、戦争、飢餓・・・。確かにそういったイメージがウソであるわけではないと思います。でも何って、あの広大なアフリカにひとつのイメージを求めていること自体が相当乱暴ですよね。ましてや大きな文化多様性のあるアフリカに対してです。
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一生懸命がんばっても、どうしても遠いどっかの国の問題。ホワイトバンドのキャンペーンだって、ホワイトバンドを付けてもらうこと自体なんて実はどうでも良くて、(全く良くないわけではないが、)大切なのは、腕につけられたホワイトバンドの意味を考えること。3つのアスタリスクの意味に思いをはせること。ホワイトバンドから世界をのぞくこと、そしてのぞきつづけること。
日本人は基本的に広告に踊らせていますから、むちゃくちゃ熱しやすく冷めやすい。しっかりとした広告をうたなければ、「あぁ、昔ホワイトバンドってあったよね~」と振り返るだけの、
ナタデココみたいな存在になってしまうわけ。
それじゃあ、もちろんいけないわけで。私たちは、「遠いどっかの国」の問題にとりくまなければいけないのです。みんな何となく分かっていること。でもはっきりとした答えはなかなかない。