日本財団国際フェローシップ【申請~合格まで】


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10月20日に日本財団から通知があり、国際フェローシップ(http://intl-fellow.jp/)のフェローに選出していただけたことが分かった。これで2016年の夏ごろから海外で2年間滞在するためのサポートをしてもらえるということになった。実際にどこのラボに滞在するかはこれからの交渉次第になるが、Unversity of North CarolinaかHarvardに行きたいなと思っている。Research proposalをもう一度見直して来月にはコンタクトをはじめるつもりだ。

将来、日本の舵取りをしていくリーダー。国際的な識見をもって社会課題の解決に貢献できる人材。自らの専門分野で新たなイニシアティブを主導し、世界に対して発信できる人。日本財団「国際フェローシップ」はこうしたリーダーを育成・支援していくことをめざし2012 年度に始まったプログラムです。(http://intl-fellow.jp/about/

私は留学するだけで自分が急に頭よくなるとか、論文が急に増えるとか、そんなことはまさか思ってもいないけど、これから研究者として社会に貢献していくのだとしたら、10年後、20年後の研究のために今やらないといけない準備がきっとあるとは思ってる。20代の延長で30代は生き延びれても、40代では通用しない。

正直にいうと、今の環境でその準備をする余裕があるとはなかなか思えないでいて、もやもやしていた。そして、なんとか落ち着いた環境でできないかとずっと思案していた。だから本当にありがたい。ワクワクする。

経過

2015/5/29 募集説明会 
 確かその日に後輩がたまたま見つけて教えてくれた。
 説明会では1期フェローが、「キャリアは意識的に違うフェーズにもっていくのが大切」
 みたいなことを話していてとても納得した。

2015/7/10 申請書提出締切
 教授と昔からお世話になっている医師に推薦状を書いてもらった。
 自己紹介書とかは結構考えて書いた。研究者のための研究だって思われないように。
 そういうつもりはないけど、よくそう思われているのかなって感じる。

2015/09/16 面接の通知
 メールで通知。いつも研究助成で切られているから切られたかと思った。 

2015/10/03 面接
 とても感じのいい面接官5名だった。仮に落とされても納得する感じだった。
 (受かったからそういっているだけかもしれないが…苦笑) 間違えなくいえるのは、
 受けた質問はどれもちゃんと申請書を読んだうえで聞いてくださったんだなということ。

2015/10/20 結果通知

 メールで通知されたあとに、オリジナルドキュメントが郵送されてきた。
 通知された当日は「国際フェローの井上です」って言って酔っ払ったけど、
 翌日から気を引き締めた。行くまでにたくさん種を蒔いておかないといけない。 


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