Biosocial Training Program


GermanLopezR / Pixabay

学際的なプログラム

CPCで新しく始まるトレーニングプログラムがBiosocial Training Programだ。Social epiの第14章で書かれていたように、Population Health ScienceではSocialな学識とBiologicalな学識の両方を兼ね備えた人材・研究チームが必要とされている。このプログラムは、その人材を作るためのものということらしい。例えばSociologyの学生はBiologyやHealthに関する授業を受けて、Bio系の学生はSociologyの授業を受ける(Gap trainingと呼んでいた)とのこと。大体博士の3年ごろに、Gap trainingを受ける想定らしく、大体通常より1年くらい履修期間が長くなることを想定しているということだった。その他、大学院生とポスドクの両方を募集すること、また外国人は応募できないとのことだった。

ホームページを見ていたら、大学院生とポスドクに支払われる給与の一覧が出てきた。
大学院生:https://grants.nih.gov/grants/guide/notice-files/NOT-OD-17-084.html
ポスドク:https://grants.nih.gov/grants/guide/notice-files/NOT-OD-17-003.html

ポスドクは若干多めだけど、大学院生は学振DCと同じくらいか? まぁ、DCは30%程度の学生が受給しているのに対して、アメリカではほぼ全員がこれ相当のStipendをもらっているとしたら、待遇は違うといったほうがいいのかも。

日本でやるとしたら?

日本でやるとしたら、どういう座組が考えられるのだろうか? こちらのようにStipendを払ってガッツリトレーニングをすることはいきなりは難しいかもしれないけど、集中講義的に3日間×年に3回とかやるといいよな。大学横断でやったらかなりいいと思うんだけどな・・・。日本の大学は(特に首都圏)互いにとてつもなく近いのに、シナジーがほとんど起こらないのはなぜだろうか。Research triangleどころじゃないのにね。Research polygonになりうる笑 皆さんお忙しいのかもね。


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