語学学校も悪くないかも。


 今回の滞在の目的もほぼ果たし、あとは月曜日に北京大の先生に会うだけ。31日のフライトで日本に戻ります。あっという間の北京生活だったけど、有意義に過ごすことができ何よりでした。今回一番笑えたのは、日本人の女の子のクラスメートからいただいた「日本語話せるんですね」という感想と、「もしかして20代ですか?」という質問だな。

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 それにしても、今回、語言大学で授業を受けることができてよかった。筆記の確認テストでは(簡単だったというのもあるけど)ほぼ満点でクラス一番をとるほど勉強をしっかりできたし、それよりなにより、これから何をしなくてはいけないか課題が明らかになって本当に良かった。レベルが高い人を間近で見れたのも良かった。

 語学学校の満足度は先生の質だけで評価しがちだけど、じつは先生の質と同じくらい学生の質によって決まってくると思っていて、その点で今回の学習環境は良かった。
 09年にお世話になった華東師範大学(上海)も先生は良かったけど、いかんせん学生の意識が低くてクラスの雰囲気はいまいちだった。長期留学生のクラスに二週間だけ入れてもらったのだけど、学期末で、みんな完全にだれていて、遅刻早退サボりはごく当たり前。さすがにちょっと盛り上がりに欠ける雰囲気だった。

 そうそう、語学学校といえば、「自分探し」の日本人がたくさんいてちゃらちゃらしているイメージを持っていたので、“留学ガチンコ原理主義者”の私としては基本的にいやだったのだけど、今回の滞在でイメージがだいぶ変わった。というのも、定時にきちんとそろっているのが日本人、という状況を目の当たりにしたから。日本人の“同学”をもつのも悪くないのかも。もちろん、どの言語を学ぶか、ほかにもクラスのレベルとか受講した時期とか、もろもろの条件に依存するのは間違いないのですが、それでも今回はいい意味での裏切りでした。

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 さぁ、最後まできちんと気を抜かずに、いろいろやることしよう。間違ってもKFCを食べて飛行機を乗り過ごす過ちを繰り返さないようにしなければ。


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