白いホワイトバンドが、


いい加減、黄ばんできました。
日本に帰ってきて、ホワイトバンドをつけ始めたのですが、
黄ばんできたということは、もうそれなりの時間がっ経ったのだな、
としみじみします。

さてさて、ここのところ、
ホワイトバンドをしてる人をめっきり見なくなりました(よね?)

もちろん、街行く人々が、冬服なので
見づらいということもあるのかもしれないですが、
少なくともホワイトバンドに関しての一連のバッシングなんかは、
「あぁ、昔のこと」、という感じで、すっかり、
忘れ去られつつある気がします。

まだキャンペーン事務局自体はやってるんですけどね。
ホームページは大分充実してきていますが、
やや、out of dateな感もぬぐえずか。

ちょっと話は変わりますが、
たとえば普段100個製造している製品に、
突然人気が集中し、1000個の注文が殺到したとき、
何個工場に発注するべきなのでしょうか?

ナタデココをブームにしてしまうような日本の会社は
おそらく1000個(もしくはそれ以上)発注すると思いますが、
実はきちんとした「ブランド」であれば、
120個であるとか150個しか製造しないものだそうです。
消費者に安請け合いしない、ということです。
神の見えざる手に翻弄されなくていいのです。

あえて品薄状態を作ることで、
消費者に「欲しい」「買いたい」という欲求を強く持ってもらう――
ここで、高めの価格設定をしておけば、この製品を買うということが、
大きなステータスになるのです。そしてより長い人気につながっていきます。

もちろん、ここでポイントとなるのが、製品の質の良さでしょう。
あふれかえるさまざまな商品の中で、輝き続けないといけません。
そうでなければ、他の商品を購入して、満足されてしまいます。
これはとても難しいことですね。
特にここ日本では。

日本人の消費傾向を見ていると、どうも中毒症状がみえる気がします。
消費の仕方が、極端です。

Aばっかりやって、そのあとはBばっかりやって・・・。

ひとつの商品が異様に売り上げを伸ばしたり、芸人が異様に売れたり・・・
そして、あっという間に目の前から消えていく。
この間テツandトモが久しぶりにテレビ出てました。
(面白かったですけど。)

まぁ、ものがあふれていて、何かを手にすることが、
全然特別なことではないのかもしれませんね。
小金もちがたくさんいますものね。
だから、あれもこれもになるんでしょうね。

ホワイトバンドは、もちろん、製品の性質が根本的にちがうし、
キャンペーンなので、期間限定で一気に販売されるものなのですが、
なんだか、結果だけを見ると、気をつけないと、
ナタデココなバンドになってしまう気がするので、
危険な感じがします。


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