ハードネゴと井上ガールズ


 昨日からサンプル調査+質問紙票調査を始めた。まずは保亭でサンプル収集。今日は一日で100ちょっと集められた。(昨日は35。)

 今回のサンプル調査(結局1000ー1500サンプルくらいになりそう)は、海南CDCの結核調査チームと一緒に移動することになった。そのため、自分たちの調査のことだけを考えていればいいわけではなく、むこうの調査のスピードとこちらとの調整が必要になってくる。しかもこちらが後乗りした形になっているので、ここに、かなり苦戦中。日本では一日50くらいをめどに予定していたのだけど、候補対象者は一日220だとか直前に言われ、あんぐり。

 今回のぐちゃぐちゃの原因は、予測仕切れないシチュエーションが発生したこととCDC内の人間関係を見誤った部分があったこと。一言で言えば、事前のネゴが足りなかった。かなりのハードネゴで少しずつ事態は好転してはいる。(今日の候補対象者は140まで減らしてもらった。)でも、毎日そんなのが連発しているから胃が痛い。原則論だけで話を進めたいし、原則論だけで言えばこちらに非はまったくないのだけど、調査は完全に動き始めてしまっているので、無難にオトシドコロをみつけて交渉するしかほかにない。(それに李君はCDCに戻らないといけないので、あまり無理もできない。)まぁ、することはきちんとしれっとしていて、だいぶそれが効いていることは理解しており、主任には感謝。

 これから先が長いので、うまく結核チームとネゴりながらやっていこう。

 それにしても中国語が毎日進歩してしまうな。外国語学習の到達目標のひとつに「感情が高ぶっているときにも、きちんと表現したいことを話せる」という目標があるべきだとずっと思っているのだけど、それは今回クリアできそうだ 苦笑 本当に良くも悪くも勉強になっている。生態人類学系でも国際保健学系でもここまでネゴシエーションの日々を送っているドクターの学生は絶対にいないだろう。もちろん調査自体に力を割くべきのは当たり前なのだけど、こういうネゴシエーションも含めてフィールドワークだから、すごくいい経験だ。いろいろとお膳立てをしてもらっているけど、自分がフィールドで生き残れるか試されている感覚がある。いいことだ。

 さて、少し明るい話を。チーム自体は総勢9人(李、海南CDCスタッフ3人、保亭CDCスタッフ2人、外部2人、自分)。本当はもう少し手配するように依頼したのだけど、今日も何とか回ったし、雰囲気もいいからいいことにしよう。(一人を除いて)みんなまじめだし、明るい。調査チームの面子は明るければまぁいいや。あと、農村のおじちゃんの調査拒否を減らすため6人女性スタッフにしたのだけど、調査拒否対策というよりかは、結核チームとのコネクションになっていて良かった。「井上ガールズ」が思いがけない真価を発揮している。

 以上、乱文だけどまぁ、いいや。


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