MTG20140216


日本人観光客35%減

・昨年、中国を訪れた日本人観光客が前年比35%減の51万人。
・日本人が中国旅行を敬遠するのとは対照的に、日本を観光などで訪れる中国人の数は急速に回復。
・ビジネスなども含めた日本人の中国入国者も、前年比18%減の287万人となった。
・観光やビジネスなどで日本を訪れた中国人は131万人で前年比7.8%減。昨年9月からは急速に回復。
・上海市内の旅行会社「個人観光は両国関係にほとんど影響されない」と分析。

◎コメント
・中国のほうがよほどひどい日本のニュースが流れている中でも、こういう結果になるというのは、メディアの力はやはり完全でないということを意味するのかもしれない。
・もっとも、中国人旅行客の日本旅行はずっと制限されてきたので、単に需給のギャップが埋まっているだけで昨今の日中関係云々とは関係ないという話かもしれない。

◎リンク
 http://mainichi.jp/select/news/20140217k0000m030028000c.html

ウイグル自治区の住宅・雇用改善へ100億ドル追加予算

・新疆ウイグルの住宅・雇用事情改善に向け、616億6000万元の追加予算。
・住宅25万9600戸の建設、45万人分の雇用創出、地方・都市部の医療改善を目指す。
・水道、電気、医療、インターネット関連のプロジェクト42件を農村部で実施する。

◎コメント
・実際のウイグルの「世論」はどうなっているのだろうか?
・こうした「アメ」に応じている住民の声とか、日本では全然聞こえてこない。辺野古移設の名護の両陣営のことが頭をよぎる。
・漢族が多かったら、「世論」調査にならないか…。

◎リンク
 http://www.asahi.com/international/reuters/CRWTYEA1C03L.html

都市部で墓地が高騰 北京で1平方メートル680万円にも

・中国では墓地用の土地不足が深刻。
・都市部の北京では1平方メートル当たり、最も安価な土地で40万元(約680万円)と1年間で3倍以上も値上がり。
・高級マンションよりも倍以上の値段で取り引き。
・すべて地元政府が管理していることになっているが、実際は委託された民間業者が取扱い。
・政府の管理や介入が少ないため、彼らが悪徳業者と化し、墓地の値段を吊り上げている。
・政府:悪業者の摘発のほか、海洋散骨や木の下に散骨する方法を推薦している。

◎コメント
・中国の都市部ではどのように埋葬しているのだろうか。農村では普通に生活圏内でよく見るのだが…。
・都市部での埋葬はどこの国でも問題だろう。日本だってお墓って馬鹿みたいに高いものね。

◎リンク
 http://news.mynavi.jp/news/2014/02/08/069/

地方都市に「住宅相場クラッシュ」の予兆、資金撤退の動きも

・中国の地方都市で、住宅の値下がりが止まらない。
・住宅相場クラッシュのリスクに直面する都市が年内に現れる可能性も。
・中国の「ニュータウン」は、住む人のいない「鬼城(ゴーストタウン)」と化しつつある。
・市場のリスクを察知し、不動産デベロッパーの間では撤退する動きが一部でみられ始めている。
・投資資金の撤退は、住宅価格を引き下げると同時に、「爛尾楼」(資金不足で工事が中断したビル)を生み出す。
・今年1月・新築住宅価格が前月比で下落した都市は、13年12月に比べて5市増加。なかでもウルムチ、洛陽の下落が目立った。

◎コメント
・上海の夜道を歩くと真っ暗なマンションが多くてびっくりする。投資目的で購入された部屋が多く、だれも住んでいないのだ。
・海南島五指山の山奥に建設されるリゾートマンションも同じようなものだ。
・ほとんど住んでいないので異常な気がするのだが、同時に日本のバブル期も同じようなものだったのかな、とふと思う。
・まぁ、バブルは弾けてしまったわけだけど。

◎リンク
 http://www.newsclip.be/article/2014/02/11/20737.html


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