MTG20130920
生産年齢人口の絶対数は2012年に初めて減少(前年比345万人減)(中国国家統計局)
(以下、人口・労働経済研究所所長 蔡氏による)
2010~2020年:生産年齢人口が2900万人以上減少
・中国の人口面のメリットが失われる。
・生産力の投入、指標の投入、生産効率の進歩、すべてに深刻な影響。
成長率
第11次五か年計画 10.5%
第12次五か年計画 7.19%
第13次五か年計画 6.08%
日本の教訓が参考になる。
・1990年以降、日本の従属人口指数は上昇を開始し、人口面のメリットが失われた。
・緩和を続けた金融、拡大維持の財政、地域発展、産業、マクロ経済刺激・・・が
→悪い結果をもたらした。
年間成長率がわずか0.85%の失われた20年。
・潜在的な成長率の低下は恐ろしくない。恐ろしいのは、人びとが様々な対策を講じ、
経済成長率を潜在的な成長率以上に引き上げようとすることだ。
▼リンク
http://j.people.com.cn/94476/8111587.html
若い世代の出稼ぎ農民と大卒者が就職に対して持つ期待が高まる一方で、
職場の魅力が大幅に低下。
雇用構造には明らかな変化が生じていない。
多くの工場の業務環境にも変化がない。
中国の伝統的な製造業は、雇用創出能力が低下しはじめた。
全国人民代表大会常務委員でエコノミスト 辜勝阻教授
「こうした状況下、第三次産業の雇用創出源としての力を発揮させ、
現代サービス業を大々的に発展させなければならない」と強調した。
サービス業の対GDP比:44.6%
先進国の平均水準:70%;米国:80%
▼リンク
http://j.people.com.cn/94476/8398529.html