The New Imagined Community (新たな想像の共同体)


102 – Virtual Life

情報ソース

The New Imagined Community: Identifying and Exploring a Bidirectional Continuum Integrating Virtual and Physical Communities through the Community Embodiment Model (CEM) http://jci.sagepub.com/content/28/1/47.abstract

Abstract

The Internet has enabled global growth in the use of virtual communities. Virtual communities provide Internet researchers with an excellent opportunity to study human communication across different conceptualizations of community, different technologies, and different cultures. This article introduces a theoretical framework called the Community Embodiment Model (CEM) to better understand the nature of the virtual community. It is proposed that CEM can help us better understand how participants interact with virtual communities by defining interaction within virtual communities as beginning with a conceptualization of community (imagined community) that embodies a continuum of virtuality/physicality. This article also describes a pilot study, as part of a wider research project, that used CEM as its theoretical framework.

[意訳]
仮想コミュニティが地球規模で使用されるようになったのは、インターネットが可能にしたことである。インターネットの研究者がヒトのコミュニケーションを研究するうえで、仮想コミュニティは素晴らしい機会を提供している。そうしたコミュニケーションは、コミュニティの様々な概念、異なる技術、そして異なる文化にまたがったものである。
 この論文は、Community Embodiment Model(CEM)と呼ばれる理論フレームワークを紹介するものであり、仮想コミュニティの性質をよりよく理解することを目的としている。仮想性―身体性のあいだの連続性を具現化するコミュニティ(imagined community)を概念化することからはじめ、仮想コミュニティの中で行なわれる相互作用を定義することで、参加者が仮想コミュニティと相互作用する方法についてよりよく理解する助けにCEMがなると提案されている。本稿では、CEMを理論フレームワークとして用いた研究の一部であるパイロット研究についても記述する。

つぶやき

「コミュニティ」の語義は広い。とても広い。その語を使用する目的にもよるのだと思うのだが、私のような保健学の研究者が人々の健康を決定する環境要因のひとつとして「コミュニティ」という言葉を使うとしたら、それはあまりにも性質の異なるものを綯い交ぜにしながら語っていることになってしまう。たとえば、血縁関係を基盤とした発展途上国の農村部コミュニティと都市居住者の社会人コミュニティを、ともに「コミュニティ」という言葉で語るとした場合、健康を決定する要因も健康影響の内容も大きく異なる。私たちはコミュニティという一見便利なようでいて、何も語れていない言葉と批判的に同棲しなければならないと思う。

健康を考えるうえで、コミュニティという言葉をどう捉えればよいのか。様々なコミュニティの性質の整理と、それぞれがどのように健康と相互作用するのか、しばらく考えてみたい。